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【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!

【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


奄美のハンドメイド界を盛り上げ、作家としての飛躍を願うために開催された「第4回あまみハンドメイド大賞」。

奄美群島在住のハンドメイド作家を対象とし、出品を呼びかけたところ、32名の作家の皆さまから、39作品が集まりました。

一口に「ハンドメイド」といっても、その素材や技術・手法は幅広く、よって表現はさまざま。
愛のこもった作品ひとつひとつを丁寧に審査し、ハレある「第4回あまみハンドメイド大賞」が決定いたしました!

受賞者発表と審査の模様をご覧ください。

なお、受賞作品は「なぜまちモーレ」(奄美市名瀬末広町11-2)にて展示中です。
展示期間:2/3~2/16ごろ(水曜のみ閉館)


(写真・文 しーま編集部)


|いよいよ・・・審査スタート

【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!

2月1日(土)、奄美市名瀬の「AiAiひろば」にて「第4回あまみハンドメイド大賞」の選考会が行われました。

「第4回あまみハンドメイド大賞」審査員は、下記の6名の方々です。


GMOペパボ株式会社
ハンドメイドマーケットminne」 minne事業部より
・事業部部長 新井 正樹氏
・作家活動アドバイザー 和田 まお氏


奄美市」商工情報課
・課長 麻井 庄二氏

「本場奄美大島紬協同組合 青年部」より
・南 寿実氏(Atelier lima

株式会社しーま」より
・代表 深田 小次郎
・編集長 麓 卑弥呼



選考ポイントは、
「奄美の自然・豊かさ・時間を表現した作品」
「オリジナルのハンドメイド作品」


の上記2点を満たしていることのみ。

奄美大島各地からご応募いただいた「32名」の作家「39作品」を前に、作品からあふれ出る作家さんたちの熱い気持ちをひしひしと感じながら選考いたしました。

|受賞者発表!


今回の「第4回あまみハンドメイド大賞」は、以下7つの賞を用意いたしました。

・大賞
・優秀賞
・minne賞
・しーま賞
・大島紬賞
・島ギフト賞
・オーディエンス賞


オーディエンス賞は、2月2日(日)開催された「第4 回あまみハンドメイドマーケット」の来場者による投票で選ばれました。
今回はなんと、大島紬賞をお二人の方が受賞されています。


受賞者は以下の通り(敬称略)





♛第4回あまみハンドメイド大賞
西 奈美(奄美市)


作品名「生命あふれる島、奄美 〜アマミノクロウサギ編〜」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
自分の原点と目標がハッキリと分かりました。奄美の木の実や大島紬のハギレや糸を使った作品を通して、奄美の豊かな自然や文化の素晴らしさを伝えられるようになりたいと、感謝しながら製作しました。

<作品の特徴・PRポイント>
奄美に自生する木の実、紬小物を作った後の余り糸やハギレが、新しい命を宿し、末永く一緒にいられるようにと願いを込めた生命の作品です。
背景のペースになっているのは藍染めとテーチギの手染めの紬です。ススキで作ったアマミノクロウサギ、切り絵のリュウキュウアサギマダラ、ひらめいたアイデアや応援してくださる方々からのヒントやご教示を得て、出来上がりました。

ブランド名「島ハーブ屋かみつれ」
(minne)(しーまブログ)(Instagram)



【受賞理由】

・奄美の自然の物がたくさん詰まっていて良かったです。
・奄美がたくさんつまっていて見ていて楽しくなりました。ぜひ玄関に飾りたいです。
・ものすごく手が込んでいて、奄美への愛と時間を感じました。素晴らしいです。
・奄美の自然の豊かさを一目でとらえられるのと同様に、背景の紬をはじめ、ディティールまで細やかさとエネルギーを感じます。
・思いとスキルの詰まった素敵な作品。黒うさぎがすごい!
・ススキを染色して作る黒うさぎ、すごくかわいい。奄美の自然に対する愛情を感じる作品です。自分の表現を見つけた素晴らしい作家さんです。
・全体的に奄美の動植物を感じる。植物と紬の使い方(葉っぱに紬)がうまい。



♛優秀賞
俵 幸子(大島郡龍郷町)


作品名「マコモ葉と水晶、金箔のアクセサリー」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
炭、微生物、水晶の田んぼで育った奄美龍郷町秋名のマコモ葉と、水晶、金箔をレジンで閉じ込めました。
霊草のマコモ葉、浄化の水晶、金運の金箔のアクセサリーです。明日もキラキラ輝きますように。


<作品の特徴・PRポイント>
太陽の光を通すことで、キラキラ輝くように作りました。ぷっくり盛り上げるようにして可愛らしさもだしてみました。
なりたい自分をイメージして身に着けてもらいたいです。

【受賞理由】

・龍郷で作られているマコモが入っていて、とてもキレイでパワーを感じます。合わせやすそう。
・自然を閉じ込めたからでしょうか。活き活きさがステキです。
・葉の雰囲気が良い。レジンに植物は定番だけど、マコモの葉は個性的。
・繊細でいて、かつ奄美の自然からパワーをいただけそうで、大切な誰かに贈りたくなります。
・パワーがすごい。欲しい。きれい。
・マコモという素材を大胆に変身させたみごとなアクセサリー。
・マコモ良い。 発想良い。 プレゼントしたい




♛minne賞
奄美のリース (奄美市)


作品名「奄美のリース」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
なにげないけど身近にある奄美の自然の豊さを感じられたらと思います。

<作品の特徴・PRポイント>
奄美にある植物を使ったリースです。

【受賞理由】

・奄美の植物を使ってかわいい。
・無骨な板にかわいいリースの組み合わせ好きです。
・葉の感じが島ならでは。色もすてき。奄美を思い出します。
・奄美の自然のとても柔らかい一面がリースに凝縮されていますね。
・華やかで素敵です。
・島にある身近な植物でここまでセンス良くリースができるとは!!
・奄美の自然が良い。自宅のアクセントとしても良い。植物の名前、なんらかで情報ほしい。





♛しーま賞  ♛オーディエンス賞
久保 智子(奄美市)


この作品は、来場者投票による、オーディエンス賞も受賞し、しーま賞とオーディエンス賞のダブル受賞となりました。

作品名「ふたりでおでかけ」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
これまで明るくて楽しい気持ちになるようながま口が大好きで、ワクワクするような生地を自分なりに選んで作ってきました。大島紬でがま口を作るのはもう2年目になります。
以前参加したイベントで男性の方が私がま口好きなんですと手に取ってくれたのですが今まで男性向けのがま口はあまり作って来なかったので今回は男性でも女性でも使えるがま口を私のお気に入りの大島紬を使ってデザインしてお揃いのペアで作ってみました。
大切なあの人と春の木漏れ日の下ペアルックで思い出作りなんていかがですか。

<作品の特徴・PRポイント>
がま口好きの男性が、持っても女性っぽくならないようにデザインしました。内側に、ハトメをつけてがま口の口を閉めてもイヤホンが使えるようになっています。
ファスナーより便利ながま口バッグ一度使うと癖になります。

ブランド名「布小物屋BLANSHE」
(minne)


【受賞理由】

・紬の柄がキレイで、がま口も使いやすそう。
・バックの形、手触り・デザイン供に好きです。一緒に使ってくれる相手を見つけたくなります。
・ハトメのイヤフォンコードアイデアがとても良い。作りがとってもきれい。
・ペアで使える作品に、作家さんのやさしさを感じます。
・すごくかわいい!男女ペアで持ちたくなるような絶妙なかわいらしさ。ディスプレイの凝り方も素敵です。
・メッセージ、思いも素敵。
・完成度が高い。大きくても、よく実用性がありながら、紬の組み合わせが素晴らしい。
・ディスプレイが凝っている。男性用の色が渋い。紬を感じさせない商品。




♛大島紬賞
川口 美喜枝(大島郡龍郷町)


作品名「大島紬と自然織り」と「大島紬と植物(シュロガヤツリ)のベスト」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
●「大島紬と自然織り」
紬の捨ててしまう余り糸が勿体なかったので、楽しみながら紬の新しい可能性として、色々な植物を織り混ぜながらバックに仕上げてみました。染色から出来上がりまで、どのように仕上がるか分からない部分もとても楽しみながら作っています。沢山の方々の目に触れて紬の素晴らしさを分かってもらいたいので色々な植物を取り入れて新しい紬の可能性を考え作りはじめました。
●「大島紬と植物(シュロガヤツリ)のベスト」
大島紬のあまり糸を使い、川に自生している植物(シュロガヤツリ)を採取して人が作ってみたことがない作品を作ってみたく作ってみました。

<作品の特徴・PRポイント>
●「大島紬と自然織り」
大島紬のあまり糸を染色して奄美の自然に生えている植物を加工し、どうにか使えないかと工夫して新しいバックに仕上げました。植物が折れることもなく、紬のしなやかさと軽さに負けることなく、奄美の自然を身近に堪能していただきたく作ってみました。
見る人によって様々な、奄美の自然風景をイメージできるような作品にしてみました!
●「大島紬と植物(シュロガヤツリ)のベスト」
植物(シュロガヤツリ)を紬糸程に細く割いたものと紬糸を使って、軽さと紬本来の暖かさを損なう事なくベストに仕上げました。
体型に合わせて調整できるように、紬糸をベストの色に映えるよう染色し、組紐を作り調整可能な紐を作りました。
見返しに、紬の生地を使い着ける方の個性がいかせる工夫を施しました。ボタンは紬糸に近い色合いのものを使用してクルミボタンにしました。
左下部分にポイントとして植物(シュロガヤツリ)の自生していた風景を染色しました。洗濯も可能な紬と植物のベストです。


ブランド名「奄美の詩 」


【受賞理由】

・紬糸と自然の植物をあわせてるのがすごいアイデア。とても素敵です。
・軽やかなバッグは使いやすくていいですよね。裏地もかわいいです。ハンドルの処理、内側の布のセレクト。年々進化してすごく洗練されています!!
・かすりやからむしを組み合わせることで広がる紬の可能性を感じました。
・どのバッグも全く表情が違い、何度も何度も見てしまいます。
・余り糸を再生。手が込んでいる。マコモが良い。
・シュロガヤツリと合わせた質感がとてもキレイ。色の合わせ方も素敵でなかなか見ない作品でとても良かった。
・島を着る間隔になれそうです。
・ものすごい仕事量!情熱を感じました。ツヤがきれい。
・バッグ同様、発想に驚きました!デザインも大胆でエネルギッシュです。
・奄美の伝統産業、自生する植物による素材が良い。今までにない作品。余り糸を無駄にしない。工夫、手が込んでいる。




♛大島紬賞
渡 利恵子(奄美市)


作品名「大島紬糸の網代織り - 多目的織布と札入れ -」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
大島紬の活用として、糸の利用法を考えてみました。数本の糸を合わせ、強度を増す事、絹糸の魅力である光沢を引き出す事に重点を置きました。

<作品の特徴・PRポイント>
細糸を数本まとめて、かぎ針で編み、1本の糸を作りそれを織っていきます。
違う色糸を1本入れても表情が変化するのがおもしろいと思います。

【受賞理由】

・数本を合わせて織る事で全然違う質感になって、とてもきれいだなと思った。
・色々な色で作られつつもうるさくなくて、とてもかわいいです。手触りも良し。
・色がきれい。糸の色が引き立っていて、モダンな仕上がり。使いたいです。
・色使いのセンスが光っています。
・色がきれい。紬と思えない柔らかさで心地いい。
・初めて見る織り方でした。
・大島紬が良い。 糸の利用法、工夫が良い。




♛島ギフト賞
與 優華(奄美市)


作品名「身にまとう」
【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!


<作品を作った思い>
草木染めに興味を持ち、島みかんの葉染めが綺麗な色でお気に入りになりました。
布等ではなく変わった物に染めたいと思い、葉脈標本に染めアクセサリーに取り入れました。紬の糸でつくった紬玉と合わせて島愛溢れるアクセサリーセットをつくりました。

<作品の特徴・PRポイント>
私の『大好き』を組み合わせました。島みかん葉染めしたリーフと紬糸でつくった紬玉でアクセサリーセットにしました。島みかん葉染めだけでなく、実はモクマオウ染めしたリーフも1ヶ所あります。是非探して見てください♡

ブランド名「Create」
(minne)


【受賞理由】

・島みかんの色がとてもキレイ。紬玉と合わせて良かった。落ち着いた色合い、使いやすそう。ディスプレイもキレイ。
・細かい作業をとっても丁寧にされていました。
・島の素材で染められ、繊細な表情が出ています。
・色が統一されていてとてもキレイ。飾り紬◎
・プレゼントにいい。
・発想が良い(葉脈)



☆「なぜまちモーレ」(奄美市)にて受賞作品を展示

【決定】第4回あまみハンドメイド大賞 受賞作品大発表!!

【大正大学地域構想研究所 奄美支所/座・ガモール奄美店 『なぜまちモーレ』】
住所:〒894-0024 鹿児島県奄美市名瀬末広町11‐2
HP:https://nazemachimore.localinfo.jp
Facebook:https://www.facebook.com/nazemachimore/

2/16まで展示中♪




今回の「第4回あまみハンドメイド大賞」へ
たくさんのご応募ありがとうございました!


しーま事務所に、素敵な作品がいっぱいになって…
改めて奄美のハンドメイドの力はすごいな~と思いました。

4回目となる今回も
大島紬を使用した作品、大島紬モチーフとした作品
アクセサリーや布作品だけでなく

他にも奄美の素材を活かした作品が数多く集まり
とっても「奄美らしい」ハンドメイドコンテストになりました。

観光客の方や島外の方にはもちろんのこと
奄美在住の方にも知ってもらいたい、すばらしい作品をご出品いただきました。

作家さんの熱量や技術も年々パワーアップしていると感じます。


奄美市とハンドメイドマーケットminne(GMOペパボ株式会社)が提携して開講している「ハンドメイド講座」を通して、より盛り上がりを見せている奄美のハンドメイド。

そんな奄美のハンドメイド業界をさらに盛り上げるべく、はじまった「あまみハンドメイド大賞」。

今後も、奄美のハンドメイド作家さんを新たに発掘・応援させていただけましたら幸いです。

次回の開催も、楽しみにお待ちくださいませ!





フリーランス育成についての取り組みについて
奄美市の「フリーランスが最も働きやすい島化計画」が2015年からはじまり、
2016年7月1日(金)にハンドメイドのWEB市場大手「minne」を運営するGMOペパボと奄美市が連携
フリーの作家さんを育成するハンドメイド講座をしーまが受け持ち、スキルアップをフォローしております。




【お問い合わせ】
株式会社しーま
e-mail:info@shi-mas.jp
TEL:0997-69-4681 FAX:0997-69-4682(平日9:00-17:30)

※業務時間外、土日は不在となりますので、何かございましたら、メール(info@shi-mas.jp)でお問い合わせくださいますようお願いいたします。



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