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【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

奄美のハンドメイド界を盛り上げ、ハンドメイド作家の発掘やスキルアップなどを目的に開催された「第7回あまみハンドメイド大賞」。

今年度は、2022年12月18日(日)と初めての12月開催となり、奄美市が運営している多様な働き方を可能にするコワーキングスペース「奄美市WorkStyle Lab Inno」が開催会場となりました。

奄美群島在住のハンドメイド作家を対象とし、出品を呼びかけたところ、18名の作家の皆さまから、27作品が集まりました。

一口に「ハンドメイド」といっても、その素材や技術・手法は幅広く、よって表現はさまざま。
愛のこもった作品ひとつひとつを、この日のために集まった審査員が丁寧に審査し、栄えある「第7回あまみハンドメイド大賞」入賞者が決定いたしました!

受賞者発表と審査の模様をご覧ください。 (写真・文 しーま編集部)

【第7回あまみハンドメイド大賞概要】

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受賞作品展示日程
▼展示期間:1/6(金)~1/13(金)11:00-16:00 ※土日祝休み
展示場所:奄美市役所3階
(奄美市名瀬幸町25-8 MAP HP
入場無料

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|前日に行われた審査では・・・

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

授賞式の前日、東京都在住のminne事業部のお二方も駆けつけ、12月17日(土)の夕方に同会場にて審査会が行われました。

「第7回あまみハンドメイド大賞」審査員


奄美市」商工政策課
・課長 畠山 正明氏
・しごと政策係 喜入 崇之氏

GMOペパボ株式会社
ハンドメイドマーケットminne」 minne事業部より
・事業部副部長 山本 稔也氏
・事業部サブマネージャー 二木 奈緒氏


「本場奄美大島紬協同組合 青年部」より
・川畑 裕徳氏(紬レザー かすり

株式会社しーま」より
・代表取締役 深田 小次郎氏
・取締役/編集長 麓 卑弥呼氏


応募結果


応募作品:27点
作家数:18名
作家在住地:奄美大島・与論島・沖永良部島
作品ジャンル:大島紬小物/アート作品/テディベア/アクセサリー/食品など多数


【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

応募基準は、
「奄美の自然・豊かさ・時間を表現した作品かつオリジナルのハンドメイド作品であること」「奄美群島在住であること」の2点。

上記を満たしていれば、ジャンルはほぼ制限なし。
例年通り、大島紬の端切れや糸を使った作品が多く寄せられましたが、テディベアだったり、アート作品だったり、アクセサリーだったりと、バラエティに富んだ作風となりました。また、木工作品や焼き物、絵画などアート寄りの作品が多かったのも印象的でした。
そのほか、海や植物といった奄美の風景をそれぞれのアート手法で表現した作品や、SDGsにつながるエコな作品などが集まりました。

今年度の「食品」の出品は、奄美産の素材を余すところなく活かした作品や、奄美の美しい海を守る活動に紐づく作品などがありました。
常温保存可能な手作りの加工食品であれば出品は可能。
審査会場では直接食べながら、味、それを作った背景ストーリー、パッケージなどすべてを加味して審査を行いました。

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

審査のポイントは、大きく2つ。

・作品づくりの技術の高さ
・作品に込めた思い、制作の背景ストーリー
・表現としての新しさ、工夫があるか


などがあります。
毎年作品を引き立てるために展示作品のレイアウトや、装飾などにも工夫を凝らした作品も多くなっています。見栄えも含めトータルで審査を行いますので、作品をより良く見せるための大切なポイントとなります。

また、出品時には以下を作家に記入いただいています。
作品タイトル
作品を作った思い・伝えたいメッセージ
作品の特徴・PRポイント
作品の製法(製作過程や使用した工具・機材など)
作品で使用している素材
作品作りで特に工夫した点や苦労した点


作家さんから作品についての熱い想いを直接聞けるわけではなく、作品を見て判断する形となるため、作品についての説明は審査において非常に重要な判断材料となります。

作品だけを見て判断できる部分もありますが、なぜその作品を作ろうとしたのか、どのようなところを工夫したのか、どのような技法を用いて作っているのか。見ただけではなかなかわからない部分が多くありますので、はじめに作家に書いてもらう上記の説明文は、より詳細に書いていただくことが好ましいです。

審査の過程では、審査員一人ひとり、こうした説明文もすべて丁寧に目を通し、作品の縫製の仕方、糸の始末まで確認。
食品であれば、見た目や色、におい、味覚、サイズ感、パッケージや原材料などを試食を行いながら審査します。
添えられたリーフレットがあれば丁重に目を通し、デザインを含めトータルで作品の評価を行います。

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

ひとつの作品を作り上げるために、作家が込めた思いと時間と喜怒哀楽。
それを丁寧に読み解き、審査を行っています。


受賞者を決めるときには、審査員全員が、一つ一つの作品についてそれぞれの見地から意見を述べ、点数式ではなく、協議方式で行っていきます。
今年度も予定時間を大幅にオーバーし、入賞者が決定いたしました。


|受賞者発表!栄えある受賞作品は?

今回の「第7回あまみハンドメイド大賞」は、以下7つの賞を用意いたしました。

グランプリ
 奄美のハンドメイド界を代表し、今後の活躍をもっとも期待する作家に贈られる賞
奄美市賞
 グランプリに次ぐ賞で、奄美市在住の方に限定して選考させていただきます。受賞者には、副賞としてminne関連施設やハンドメイド関連のイベント出店を伴う東京視察と旅費宿泊費が与えられます
minne賞
 minneでぜひ販売してほしい、とminneが太鼓判を押す作品に授与
しーま賞
島らしい発想と創造性あふれる作品に授与
大島紬賞
 大島紬やその技術を使用した作品に授与
島ギフト賞
 大切な人にプレゼントしたいと思える奄美らしさが感じられる作品に授与
オーディエンス賞
 「第7回あまみハンドメイドマーケット」の来場者による投票での最多得点作品




受賞者は以下の通り(敬称略)





♛グランプリ
♛奄美市賞
久保 智子(奄美市名瀬)

※奄美市賞も同時受賞となりました!

作品名「奄美の森のくまさん」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品を作った思い>


昔は奄美大島紬の工場がどこにでもあり、子供の頃は工場が遊び場でした。
絹糸100%の先染めで繊細な絣模様が魅力的な紬です。手の平に乗せたハギレをじっくり見てみると、その絣模様の繊細さに感動します。
みんなにもその繊細な絣模様を見て欲しくて、本場奄美大島紬のハギレを集めて、テディベアを制作しました。

<作品の特徴・PRポイント>
本場奄美大島紬のハギレを4cm角に切り、それをキルティング生地に仕上げて、縫い代が仕上がりに響か無いように型紙を取っています。繊細な絣模様を見せるためにあえて小さなハギレを使用しています。テディベアの頭は固定されていますが、手足がボタンでピンポイント留めをしているので動かすことができます。
同じ型紙でも、瞳の位置や綿の量で表情が変わるため、二つとない世界に1つの奄美の森のくまさんです。

【講 評】

◆審査員◆
大島紬のテディベアはどれも表情が違い、とてもかわいいです。キルティングに仕上げていて、いろいろな紬が合わさってできており、繊細な模様が存分に活かされていて、じっくり手に取って眺めたくなる作品でした。
テディベアコレクターや海外の方にも喜ばれそうでギフトや、インテリアとしても大人の方に好まれそうです。大島紬を身近に感じられる点も良いですね。足裏に子供の名前を入れてプレゼントにしても喜ばれそうです。

◆来場者投票コメント◆
・くまが好きで、かわいいと思った。
・色んな作品の中、一番印象に残ったし、ありそうでなかったのが良かったです。
・プレゼントしたいな、と思いました。
・大島紬の良さが出ていてかわいいです。
・紬がきれいに縫われていました。




♛minne賞
與 優華(奄美市笠利町)


作品名「Moon Wave~月波~」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!
<作品を作った思い>
『まだまだ活躍出来る!』使い道のない短い紬糸、絡まった紬糸。古くなった紬糸。そんな余った紬糸を使用しキャンドルホルダーとソイキャンドルを制作しました。トレーにはアルコールインクアートを施しています。大好きな海をイメージして色を選びました。
行き場のなかった紬糸が大変身です!キャンドルを使用しない時にはお花を飾ったり小物入れにも出来ます。
月?波?ゴミ?資材?捉え方は人それぞれです♡

<作品の特徴・PRポイント>
キャンドルホルダー制作は初めての試みですが、硬化するまで時間がかかるため、糸が全部下へ沈んでしまわないよう、流し込む工程を5回に分けて行いました。
ソイワックスを溶かし紬糸を入れたキャンドルも作りました。火を灯したら紬糸が炎上しないか?絹糸の燃える温度は?燃えてしまった場合、有毒なガスが発生しないか?と疑問点を調べ実践しながら制作しました。
トレーは、インクとアルコールが混ざり合い、どう模様が出るかはエンボスヒーターの当て方や傾け方で変わるため、理想の『これだ!』になるまで何度も何度も足したり引いたりしました。

【講 評】

◆審査員◆
糸の新しい表現をつくる與さんらしい作品。キャンドルだけでなく、ホルダーやトレイまでセットになっているところに世界観を感じることができました。ホルダーは紬の糸が宙に浮かび上がる様子が純粋にきれいで、火をともすとさらに表情がでてステキだろうなと想像して楽しくなりました。ホルダーのグリーン→ブルー→クリアといったグラデーションの表現がとても素敵です。キャンドルはいろいろなワックスカラーを見てみたくなりました。

◆来場者投票コメント◆
・一目見て、いいなと思いました。
・おうちのインテリアに合いそう。
・紬のくずになった糸を使う発想ときれいさが良いと思いました。
・青い色がきれいに出ていて美しいです。
・すごくきれいな作品だなと思いました。




♛大島紬賞 
HAB A MOON(龍郷町)

※同じ思い・背景ストーリーを持った2作品が同時受賞

作品名「今日は屋仁川で飲み会だから大島紬のカッコいいイヤリングと星のヘアピンを付けてお洒落して呑みに行こう♡」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品を作った思い>
24歳の時に感じた“大島紬、なんだかもったいない”“ご年配の方が身に付ける渋いもの”というイメージを払拭するため私は
【若い世代がファッション
の一部として身につけることのできる大島紬のアクセサリーを作る】というコンセプトが完成しました。
大島紬には3000年以上という長い歴史があり先人達が繋ぎ続けてくれた奄美大島の伝統工芸品。大島紬の一反が完成するまでの長い道のりと確かな品質。そんな故郷の誇り高き伝統工芸品を身近に感じられるアクセサリーを私は製作していきます。

<作品の特徴・PRポイント>
大島紬独特の黒い渋み感をシルバーのかっこよさと合わせることで大島紬の良さが更に引き立つようなデザインのイヤリングにしました。私服にも合うデザインを心掛けて製作しています。アクセサリー台紙もシルバーにすることで統一感をもたせました。
星のヘアピンには、使用している白大島紬の色味に合うようなシルバーのビーズを選択しました。白大島紬の柔らかな雰囲気がシルバーのビーズと合わせたことでクールな印象になったと思います。イヤリングとヘアピンを一緒に付けても違和感のないデザインを心掛けました。同じ大島紬ですがデザインを変えることでまた違った雰囲気になることが伝わるようにしました。


作品名「今日は満月が綺麗だから大島紬のピアスと月のヘアピンを付けて夜空観察デートに行こう♡」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品の特徴・PRポイント>
ピアスは初挑戦のレジンで勝負しました。大島紬独特の柄がしっかり浮かび上がっていると思います。シルバーとは違いゴールドの雰囲気に合う優しく、また女性らしい上品なデザインにしました。2way仕様にしたのもポイントです。
シルバーで使用している大島紬とゴールドで使用している大島紬は同じ紬を使用していますが、デザインが違うだけでまた違った雰囲気になるのも楽しんで頂ければと思います。
私の作るレジンアクセサリーは背面にも注目してほしいのですが、(金具が付けられている側)背面から見ても大島紬の柄が綺麗に見えます。前から見ても後ろから見ても綺麗なアクセサリーとなっています。

奄美大島はとても綺麗な夜空が見れます。奄美の空に輝く綺麗な星や月をイメージして、月のヘアピンを製作しました。レジンピアスとヘアピンを一緒に付けても違和感がないようにしています。個人的に大好きなお月様。白大島紬で柔らかな雰囲気に仕上げました。


【講 評】

◆審査員◆
大島紬の魅力を強い意志をもって伝えていきたいという気持ちがディスプレイからも感じられる素晴らしい作品でした。大島紬の魅力を新しい世代につなぐコンセプトの設計がとても素敵だと感じました。新しい紬の道が作れていて素敵です。デザインや完成度も大島紬の良さが引き出された作品だと思います。星と対になるような月のモチーフがとても素敵でした。レジンと大島紬の組み合わせの難しさを乗り越えられていて、技術力の高さを感じました。ネーミングセンスにも心ひかれますね。イベントや場所などこれからバリエーションや利用シーンが増やせる可能性がある点も面白いなと思います。

◆来場者投票コメント◆
・大島紬をかっこよくとり入れていて、すてきだと思いました。
・キラキラでかっこいい!!のみに行きたい。
・大島紬が普段でも使えるのがとても良いですね 。
・大島紬とアクセサリーとのあわせ方がすごいキレイ
・美しい!!
・大島紬が、日常使いできるおしゃれな感じで使われていてステキでした




♛島ギフト賞
AMAMIMAMA(奄美市名瀬)


作品名「たんかん島胡椒」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品を作った思い>
奄美大島をそのまま届けたい!とにかくこの想いを大切にモノづくりをしています。食材選びはもちろん。なるべくシンプルに。奄美は、素晴らしい食材の宝庫だと思うので出来るだけそのまま届けられたらと思っているのです。また、商品作りは原料はもちろんのことパッケージなどオシャレをさせて最終製品になるまで大切に我が子を育てる様な気持ちで行います。
そして、農家さんと一緒に製品作りを行います。
摘果のたんかんも廃棄する事が無くなり改めて新しい商品価値が生まれています。今はまだ、青たんかんは低価格でしか購入出来ていませんが将来的には農家さんへ今以上の収入に繋がればと考えています。

<作品の特徴・PRポイント>
原料は、全て奄美産。「たんかん」は、従来、廃棄処分されている摘果した青たんかんを使用。
「島唐辛子」は、奄美に昔から自生している木立唐辛子を芦花部の農家さんより直接購入しています。
「天日塩」は、大島海峡から汲み上げた海水を釜薪焚きをし、最後に天日した「奄塩」で、天日は自分達で行っています。
奄美産の原料を使う事もこだわっているがパッケージもこだわっており、パッケージの字は娘が3歳の頃に書いたもので、絵もクレヨンを使い自分で描いたもの。

【講 評】

◆審査員◆
ぴりっとたんかんの風味がとてもおいしい。たんかんの華やかな香りとさわやかな辛さが絶妙でした。柑橘感と胡椒のバランスがよく、とても美味しかったです。コンセプトも良く、他の柑橘とは違った、たんかん特有の風味と酸味があり、一口また一口と何度も味わいたくなります。素朴なパッケージデザインもステキでお土産やギフトにもぴったりですね。

◆来場者投票コメント◆
・捨てるしかなかったものを利用して新たな物をつくる、奄美に対する愛、物に対する愛を感じます。これからも応援してます。
・たんかんを使ったおいしそうなアイディアがよかった
・たんかんを有効活用しているコンセプトがすてき!

ブランド「AMAMIMAMA」
(Instagram)



♛しーま賞
成実 (奄美市名瀬)


作品名「月から生まれた黄金鯨」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品を作った思い>
2022年の6月、念願の点描曼荼羅アートを鹿児島に体験しに行きました。嬉しくて点描曼荼羅を製作している時、もしかしたら点描で月を描いたら素敵かも?と思い、挑戦してみました。
今年度の私は何度も星空を観に行ったり、月を眺めていました。眺めながら「なんとかこの美しさを表現できないかなぁ」と思いながら…
ようやく描ける時が来たのです。夢中で描いてる間は、まるで魂が宇宙に行ってるかのように…どこにいるのか、体はあるのか、自分は誰なのかさえ分からなくなるような不思議な感覚でした。地球の不思議、月の不思議に興味を持って、夜空を見上げる人が1人でも増えたら嬉しいです。

<作品の特徴・PRポイント>
黄金鯨は月から飛び出してきたイメージで、少し立体的にしたかったので、大島紬のハギレを用い、中にワタを詰めて浮き上がってる感じに見えます。
点描部分はボールペンと水性塗料を使用していますが、手で擦れてしまうため、描画にかなり神経を使いました。月の周りのモケモケは、その失敗の賜物です。失敗という言葉は無いんだと学びました。額縁はメタリックスプレーで仕上げています。

【講 評】

◆審査員◆
神秘的な月が描かれており、目を奪われました…こ、こ、こ、細かい!!静かな海と月の存在感、そして大らかに泳ぐクジラの世界に引き込まれました。大島紬の力強さや柄のオリジナリティとクジラの力強さ、作家さんのセンスの良さなど成美さんにしか出せないオリジナリティが合わさった唯一無二の作品。とっても素敵で、エネルギーを感じるすごい絵です。くじらの配置も完璧ですね。
全体の構図、クジラのしっぽと月を組み合わせたコンセプトも素敵だと思いましたが、点描の書き込みぶりに感動しました。引きでも寄りでも見たくなる作品です

◆来場者投票コメント◆
・一見無機質に感じたが、数度見直すと、なんとも言えない暖かさ、深さを感じる。
・細かい模様と色のつかい方が独特で神秘的でした。
・とても惹きつけられる作品でした。




♛オーディエンス賞
uminote Art & Design(与論町)


作品名「大切な人に見せたい海(アートパネル)」

【決定】第7回あまみハンドメイド大賞 受賞作品が決まりました!!

<作品を作った思い>
サンゴ礁に囲まれた与論島の、宝石のように美しく穏やかなイノー(内海)の景色を表現しています。ザブーンと音が聞こえてきそうなリアルな海のアートで、与論島を思い出していただけますように。
この海のノート(音、調べ、雰囲気 etc.)を守りたいと思い名付けた「海 + note」、それがuminote(ウミノオト)の由来です。できるかぎりリユースできる道具や環境に配慮した材料を採用し、売上の一部を環境保全団体に寄付します。

<作品の特徴・PRポイント>
液体状の樹脂に顔料などを調合して着色し、既製品の木製パネルに流して硬化させました。
打ち寄せる波と引いていく波、二種類の状態の波を独自の技法で表現しています。何層も樹脂を重ねることで、砂浜を走るような波と泡の立体感を再現しています。
与論島民にとって大切な海に近い色を出したくて、何種類かの顔料やミネラルパウダー、インクなどを配合して試行錯誤し、納得のいく色が出せるようになるまで時間がかかりました。写真や動画と比べてもあまり差異はなく、日々、海と共に暮らしているからこそできる再現率のような気がいたします。

【講 評】

◆審査員◆
海の色や波の造形がとても美しいと感じました。旅の思い出として持って帰りたくなりますね。ひと目で与論島の海の美しさが伝わりました。すでに与論島の海を知っている人はその光景を思い出せるでしょうし、まだ見たことがない人にはおだやかで美しい海が目の前に広がり波の音が聞こえてきそうな感覚がする素敵な作品でした。売上の一部を寄付している点も素晴らしいと思います。

◆来場者投票コメント◆
・奄美のきれいな海が想像できて、部屋にかざるだけで気持ちが明るくなりそう。
・島を離れても島の海を思い出せそうなくらいのきれいさにひかれました。
・海の色、濃色から次第にうすくなる色使いが目にとまった。もっと違う作品も見てみたいと思った。
・こんな海がいつまでも続くことを願います。
・奄美のすきとおった海と自然な感じの白波がすてき。
・見た目に魅力を感じ引き込まれました!贈られるととても嬉しいと思う!
・コバルトブルーの海にひきこまれました。

ブランド「uminote Art & Design」
(Instagram)


☆展示スケジュール
1月6日~1月13日 奄美市役所3階にて展示


今回の「第7回あまみハンドメイド大賞」へ
たくさんのご応募ありがとうございました!


しーま事務所に、届けられる作家さんの作品を見るたび、スタッフ一同、感嘆の声を上げずにいられないほど、ステキな作品ばかりでした。
改めて奄美のハンドメイドの力はすごいな~と思いました。

7回目となる今回も
大島紬を使用した作品やアート作品、
アクセサリーや布作品だけでなく食品まで

他にも奄美の素材を活かしたり、SDGsにもつながる作品や、奄美を現した作品が数多く集まり
世界自然遺産に登録された「奄美らしい」ハンドメイドコンテストになりました。

観光客の方や島外の方にはもちろんのこと
奄美在住の方にも知ってもらいたい、すばらしい作品をご出品いただきました。

作家さんの熱量や技術も年々パワーアップしていると感じます。

奄美市とハンドメイドマーケットminne(GMOペパボ株式会社)が提携し、今年度初めて開講となった「Innoアカデミーハンドメイド部」や、作家さん同士それぞれ作品づくりをしながらコミュニケーションのとれる機会・ワークショップ開催などを行う「アトリエInno」を通して、より盛り上がりを見せている奄美のハンドメイド。

奄美のハンドメイド業界をさらに盛り上げるべく、はじまった「あまみハンドメイド大賞」は、回を重ねるごとにパワーアップしています。
今後も、奄美のハンドメイド作家さんを新たに発掘・応援させていただけましたら幸いです。

次回の開催も、楽しみにお待ちくださいませ!

▶▶▶
(追記)
minneさんのnoteにて、受賞作品のご紹介を掲載いただきました。ぜひご覧ください~!
https://note.minne.com/n/n62463635625f
▶▶▶





フリーランス育成についての取り組みについて
奄美市の「フリーランスが最も働きやすい島化計画」が2015年からはじまり、
2016年7月1日(金)にハンドメイドのWEB市場大手「minne」を運営するGMOペパボと奄美市が連携
フリーの作家さんを育成するハンドメイド講座をしーまが受け持ち、スキルアップをフォローしております。




【お問い合わせ】
株式会社しーま
e-mail:info@shi-mas.jp
TEL:0997-69-4681 FAX:0997-69-4682(平日9:00-17:30)

※業務時間外、土日は不在となりますので、何かございましたら、メール(info@shi-mas.jp)でお問い合わせくださいますようお願いいたします。



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